【お惣菜屋さん編】


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最近の私はすっかりと“お持ち帰り/Take away”の夕飯が多くなりました

基本的には一人旅の多い私は
ランチはパブで、お夕飯はのんびりお部屋でシャワーを浴びた後、
テレビを見ながら・・・のんびりと・・
基本“家飯”が好きなので！

又はお宿のホストとその日あったことを話しながら・・とか
（もちろん、どちらもビール付き！）
そんな食事も良いな〜と思うようになりました

それは一重に以前に比べたら
日本でもおなじみのデパ地下やスーパーマーケットのお惣菜よりも
ちょっぴり贅沢に、と思う日も増えてきたのかな〜とか、

又はお宿でのお持ち帰りも慣れてきた・・
（汚してはいけない、と気を使いますが、
それも工夫次第でご迷惑をかけない方法を会得・・？）
などの変化も出てきたと思います



しかし！やっぱり大きな要因は
以前に比べて美味しい「デリ」が増えたこと！！
これに尽きるようにも思います









　〜　ロンドンの人気デリ　〜



『TOMS』

惣菜屋はテーブルのないレストラン


やっぱりお部屋でのんびりお食事ができる、ということと
すでに調理済み、簡単にいただける、ということもあり
デリでのお買い物は大好きなデパ地下とは一線違う
うきうき感があります

特に最近は有名シェフ、と言われる方々や
“食の仕掛け人　フード・ディレクター”といわれる人々が
すでに珍しくなくなった昨今
わざわざ足を運んでも行く価値あり！とされる
お食事処がロンドンにも徐々に浸透してきました

それはすでにお馴染みになってきた「ガストロ・パブ」や
今回ご紹介する「デリ」のみならず
オーガニック・カフェやチーズショップなど限られた専門店でも
ちょっとしたお食事が出来て、一人でも行きやすい場所になっています

今回ご紹介するデリのTOMSは
そのフード・ディレクターの第一人者
インテリアショップでもお馴染みのコンラン卿の三男坊
TOM・Conranのデリ　ショップをご案内しましょう


トム・コンランを有名にしたガストロ・パブ
“The Cow”の前で



【TOM'S DELI】

何しろ話題には事欠かない
日本でもすでに何店舗かの進出をしているインテリア・ショップを手がける
テレンス・コンラン卿の末っ子トム

著名な父を持ち、
コンランファミリーの中でも
中々“イケ面”
そんな人気も然ることながら
ご本人はキッチンが大好き、というシェフの道を歩み
ロンドンでのガストロ・パブで名が上がらないことがない
“The Cow”は
そんな彼の夢の場所でもあるようです

前回ご紹介したお気に入りのデリでもある、
“Tavola”のアリステア・リトルもシェフから
デリの親父に転向した一人

そう思うとトムもやっぱりシェフでもあるけれど
この街・ロンドンでの「デリ」というスタイルには
何か特別な思い入れもあるのかもしれない・・・と
そんな勝手な想像もできようもの・・

先ずは人気のノッティングヒルに程近い
“TOMS”への行き方とご案内いたします



デリのチキンはレストラン顔負けのうまさ！！

	行き方	地下鉄サークル （Circle）線、またはディストリクト（District）線、 　セントラル（Central)線 　ノッティングヒルゲート（Notting Hill Gate）駅下車徒歩約20分 　 　地下鉄サークル （Circle）線、またはハマースミス＆シティ線（Hammersmith&city)線、 　ラドブローグ　グローブ駅下車徒歩約15分 　バスは23番のColville Road下車すぐ　 そのバスストップからならすぐ判ります 　　　　　（但し、まだ私も上記のバス利用はしていないので次回試してみます）
	住所	266　Westbourne Ｇｒｏｖｅ　W11　2RH　Map 　 Tel : 020-7221-8818
	営業時間	8:00〜22:00（月〜金）、8:00-18:00（土）、10:00-16:00（日）

ポートベロー・マーケットでもお馴染みのノッティング・ヒルゲート駅から
のんびり歩いてみました




マーケットが開催される土曜日以外は本当に極々普通の住宅地

しかし、そうは言ってもこの界隈は
やっぱりロンドン市内の高級住宅地の一つ
普段この街で生活し歩いている人々も何かのんびりとした空気を醸し出しています

先ずはノッティング・ヒルゲート駅からマーケット方向へ歩いていき、
Kensington Park Rd.,へ向かいます

この通り（Kensington Park Rd.）へ入る目印としては
下の教会を目指すと判りやすいかもしれません


この教会を境にY字路になっています


この教会の右側の通りがKensington Park Rdになります

この通りをまっすぐに進みます


左はそのKensington Park Rd.,を進んだ様子です

右は通りの四つ角に見えたカラフルな館
この館の通りを渡って、更にこのKensington park Rd,を進みます

そうすると住宅の間にお洒落なクリーニング屋さん、
アパレルショップなどがちらほらあります


この看板のショップはごめんなさい・・忘れました・・
でも、さりげなくてお洒落だったのです（Kensington park Rd.,にて）


そんな静かな住宅街をまっすぐに進みますが、
目印として下のPaul Smithが右手に見えてきたら
その角を右に曲がりましょう


曲がる目印　角のPaul Smith

このショップの向かい側はこんなお洒落なお店も目を惹きました


Paul Smithの向かい　白い館のこのショップも目印です

この信号を右手に曲がり（多分スェプストウヴィラズという通り）
暫く進むとまたまた目印になるのが、下の2件です



左は通りのパブ“EARL of LONSDALE”
ここを通り過ぎると左手方向に通りに中州のような場所が見えてきて
その中心には右の花屋さんがあります

この花屋さんの向こう側、裏ッ側に見えてくるのが
目指すTOMSです


通りから見るとバス停が目の前なのが解ります


丁度バス停の前なので
花屋さんから見ると金文字の店名がくっきりと見えるはずです



白地に大きな窓と丸い店内の光はとても暖かそうです
入り口にお決まりのようにある黒板メニューはイートインできる朝食メニュー

さて、この話題のデリの様子は・・・


左は入り口のドア
オープン時間などの案内が書かれ、
まっすぐ奥のカフェがガラス越しに伺えます

右は入り口を入って、中2階のようにステップを上がってカフェになります
右手下に下がる階段があり、その地下がデリです

このカフェの手前には美味しそうなペストリー、ケーキが並び
テイクアウェイも出来ますし、奥のカフェでイートインも可能です


大きなホールケーキは切り分けて・・・小さな子供がどれにしようか・・？と覗いています
ケーキの並び入り口近くにはスナック類や
ペストリーなどのパンも並びます

向かい側は天井まで並んだ様々なチョコレート類が詰まれ、
スタッフに尋ねると気持ちよく教えてくれます


カラフルなボックスやパッケージのチョコレート、
右はケーキの置かれた棚の全景
天井まで様々なお菓子ボックスや包みが綺麗に並んでいます


そして、地下に降りてみると・・そこは正しく食材、食品のおもちゃ箱のように
様々な種類の食品が、奥のデリコーナーを中心に
両サイドも1階と同じように低い天井までぎっしりと並んでいます


左は奥のガラスケースには作りたてのデリ、
中心にはワインとチーズの各種
右は冷蔵ケースの中には果物、卵など要冷蔵品が
手前側の棚はパスタ、粉物、ソース類が気持ちよく並んでいます


左は同じく要冷蔵の乳製品、
右は奥のガラスケースの中の加工肉やオリーブの種類の多いこと！
その奥では注文に応じて取り分けてくれるスタッフがいます



真ん中の大きなテーブルにはサラダコーナーと
お馴染みコーニッシュパイなどのパイ類です

さて、私のこの日選んだのはガラスケースに収められていた
もちろん！チキンのハーブ焼き！



手前のチキンを一つ
付け合せは後ろの左からライス、マッシュポテト、
右のカラフルなお野菜のいずれか、を選べます

大きなお弁当のような容器にいれてもらって、
この日はアンの家へわき目も降らずに急いで帰ります

たったかたーー


そして、プレート、カトラリー＆マイクロウェーブを借りて、
本日の私のお夕食の出来上がり！



付け合せに選んだのはマッシュポテト！
大きなクレソンとライムが添えてありました

これで£6.50也

私のその時のメモには“激うまっっ！”と書かれてました





デリへもマーケットへもこの出口から


これから陽の長くなる季節
ポートベロー・マーケットへいらっしゃる際にも
是非お立ち寄りを！

イートインでもテイクアウェイでも美味しいロンドンのデリでしたら
お薦めの1件です



お持ち帰りの1品が素敵なお食事に！








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